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エドウイン レディスの新業態
「LADIVA by EDWIN」を初出店

update: 2014/09/17

「LADIVA by EDWIN」を初出店

「LADIVA by EDWIN」を初出店

エドウインが9月12日、大阪・梅田の「グランフロント大阪」の南館4階に、レディスパンツの新業態「LADIVA by EDWIN」(ラディーバ・バイ・エドウイン)を初出店した。ニット素材のレディスボトム専門店として、多店舗展開を目指す。来月10月8日には、東京駅一番街に2号店を出店する計画だ。

型別、サイズ別に整然と並べられたパンツ群

型別、サイズ別に整然と並べられたパンツ群


「LADIVA」ブランドは百貨店や「ロフト」「プラザ」「東急ハンズ」などの雑貨店舗などで、すでに卸ビジネスを展開している。直営の単独店舗による展開は今回が初めてだ。同社は主力の卸ビジネスを重視する方針を採っているが、この「LADIVA」は「503」モデルなど既存の売れ筋アイテムと競合しないため、ジーンズ専門店との相乗効果が期待できる。事実、ジーンズ専門店から近隣地域への出店要請も少なくないようだ。今秋からは、フィットネスクラブの「コナミスポーツ」でのトライアル展開も始まる。インストラクターがモデルになり、利用客へアピールするという。過去3年ほど、期間限定のポップアップショップの展開を通じ、実績とファン作りを進めてきた。

ニット素材のレディスボトム専門店に位置付ける

ニット素材のレディスボトム専門店に位置付ける


「グランフロント大阪」の1号店は実効面積が約13坪。得意とするボトムスを主力に雑貨類、バッグ、化粧品関連など、幅広いアイテムを揃える。同施設はファッション志向の幅広い女性客を中心に、ファミリー層や年配層、観光客など様々なエンドユーザーが来館する。「エドウイン」ブランドの既存顧客とは異なる新しい客層を取り込む目的としては、最適の立地である。来月オープンする東京駅一番街店も同様に、幅広い顧客層が見込まれる。

「サムシング」ブランドのトップス類も展開

「サムシング」ブランドのトップス類も展開


商品構成はオリジナルが80%、仕入れ商材が20%。ニットや布帛シャツなど、トップス類も展開する。「サムシング」のキャミソールやタンクトップなどもラインナップ。「エドウイン」ブランドで展開するニットパンツ「ジャージーズ」の「LADIVA」版(9,000円、税抜き)も扱う。自社企画のデニム地を使用したポーチなど、個性派アイテムも用意した。また、ナイロン素材「コンブ」を使用した帆布テイストの軽量トートバッグ(9,000円、1万3,000円、税抜き)も別注モデルで展開する。

ナイロン素材「コンブ」を使ったオリジナル企画のトートバッグ

ナイロン素材「コンブ」を使ったオリジナル企画のトートバッグ


主要な顧客層は30-35歳の女性層。子育て層、トラベルニーズなどを想定する。コンセプトは「楽してかわいく、楽して美しく」。従来のジーンズファンとは切り口の異なる商品提案が特徴だ。

平均の価格帯は5,500-6,500円(税抜き)と値ごろ感がある。1万円以内の上代設定で、買いやすさを重視した。当面は認知度アップと顧客開拓に力を入れる。今年度(2014年3月期)中に計7店前後の出店を計画している。

(樋口尚平)

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