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バロックジャパンリミテッド、2019年2月期 第2四半期
好調ブランドがけん引し増収基調、損益面でも黒字転換
今期から決算期を変更へ

《財務分析レポート》

バロックジャパンリミテッド、2019年2月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

バロックジャパンリミテッド、2019年2月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

バロックジャパンリミテッドの2019年2月期第2四半期は、好調ブランドがけん引したこともあり、増収・増益基調だった。損益面でも黒字転換した。今期から決算期を変更するため、純然たる比較ができない。現時点での決算業績は、参考数値として認識されたい。

国内ブランドの健闘、経費削減により利益を確保

決算期の移行期に該当するため、前期業績との比較が出来ない。上期(第2四半期)決算は、2-8月という同期間のため、比較しやすいが、下期は7カ月決算になるため、参考値に止まる。参考に、従来の決算期(1月期)による業績数値の一覧を添付した(表1を参照)。同社のベーシックな財務状況を鑑みる資料として、活用されたい。

バロックジャパンリミテッド、2019年2月期 セグメント別売上高(表2)

バロックジャパンリミテッド、2019年2月期
セグメント別売上高(表2)

連結売上高は、311億円。前年同期と比較すると、1.6%増の増収となった。営業利益は12億円と黒字転換した。国内ブランドの健闘、および販管費率の低下により、利益を確保した形だ。経常利益・四半期利益共に、黒字化を達成した。売上高純利益率(粗利率)が57.2%と改善した。

既存店ベースの売上推移は、徐々に改善しつつある。期末の既存店ベースの売上高は、前年同期比で1.2%減。前期は11.1%減だったので、かなりの回復度合いである。業態では、「マウジー」「エンフォールド」などがけん引ブランドになった。

業態別では、「FB/SBブランド」の「MOUSSY(マウジー)」、セレクトショップ・百貨店ブランドの「ENFOLD」「STACCATO」などが好調に推移した。海外事業は、Chinaの小売事業がやや苦戦傾向だった。「仕入れの効率化の取り組み」による影響があった。主力の「SCブランド」がやや苦戦した(表2を参照)。期末の店舗数は、日本国内が363店舗(出18、退23)、China市場が236店舗(出17、退8)。

財務面は、比較的安定している。決算移行期のため、詳細な数値の比較はできないが、おおまかな傾向に変わりはない(表1を参照)。D/Eレシオが0.6倍とやや高めだが、手元流動性資金も潤沢だし、商品回転率も向上している。当面の深刻な課題はないと思われる。

通期の業績は、連結売上高が720億8,600万円(6.1%増)、営業利益40億9,200万円(60.1%増)の増収・増益を計画している。ただし、決算移行期であるため、13カ月(18年2月-19年2月)の数値見通しである。実質的に、増収・増益基調であるわけではない。

(樋口尚平)

バロックジャパンリミテッド、2019年2月期 第2四半期 好調ブランドがけん引し増収基調、損益面でも黒字転換 今期から決算期を変更へ

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