阪神梅田本店、「第4回デニム博」を開催
ブランド数が1つ増加、計19ブランドが出店
update: 2018/09/14
《イベントレポート》
阪神梅田本店(大阪・梅田)が9月12日から17日までの6日間、同店8階のイベントスペースにおいて「第4回デニム博」を開催している。国内のデニム関連メーカーが一堂に会する同イベントは、今回で4回目を迎えた。ブランド数が1つ増加し、計19ブランドが出店している。
児島の「ジーンズストリート」を再現
今年6月に建て替え工事を終えてオープンした同店の第Ⅰ期棟のイベントスペースを使用したイベント。国内のデニム関連メーカーの魅力を伝えるのが狙いだ。今回の目玉は、岡山・児島の「ジーンズストリート」を再現したスペースだ。「ジーンズストリート」に店舗を構える11ブランドが出店した。そのほかデニム関連雑貨やジーンズを扱う8ブランドもブースを構えている。
以前のイベントスペースは窓のない閉鎖型の空間だったが、第Ⅰ期棟は外の景色が見渡せる開放感のある構造が特徴。天井高も十分に設けてある。一部の吹き抜け部分を利用し、現地の「ジーンズストリート」に設けてあるジーンズの“のれん”も再現した。
新規に出店したのは、「ジーンズストリート」に店舗を構える「Senio jeans」や「Z-JEANS」「038 OMIYA」などのブランド。ジーンズを主体にした個性的な商材を取り揃えている。デニム博と銘打っている通り、ジーンズにとどまらず、シャツやバッグなど幅広いアイテムを提案する。
初日の滑り出しは上々で、カップルなど幅広い客層が来場しているようだ。4回目を迎える良き定番イベントになりつつある。ある出店ブランドの担当者は、「リピーターが出来始めている」と手応えを語った。
「デニム博」は阪神梅田本店8階のイベントスペースにおいて、9月17日(月)まで開催している。百貨店においては、なかなか特定の催事が継続する事例は少ない。「デニム博」はその数少ない一例だと言えるだろう。
(樋口尚平)