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JUKI、2018年12月期 第2四半期 連結決算
縫製・産業機器が堅調で増収、為替の影響もあり減益に

《財務分析レポート》

JUKI、2018年12月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

JUKI、2018年12月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

JUKIの2018年12月期第2四半期(1-6月)連結決算は、縫製・産業機器&システムが堅調に推移したことで増収を達成したが、利益面は為替の影響もあり減益に至った。当初の数値目標を上回った。

中国市場で工業用ミシンが健闘

連結売上高は532億3,500万円(10.0%増)。アジアを中心としたミドルマーケットが貢献したが、その一方で投資費用も発生し、また中国人民元高による為替の影響が加わり、減益に至った。営業利益は36億5,000万円(0.9%増)と微増したが、経常利益は31億7,800万円(11.5%減)と為替の影響が表れた(表1を参照)。

セグメント別の売上高では、主力の「縫製機器&システム」が売上高347億6,900万円(6.8%増)と堅調な推移だったが、経常利益は20億6,200万円(28.0%減)と減益になった。市場開拓のための投資、人民元高(5億円のマイナス)が影響した。「工業用ミシン」は中国市場において、アパレルを中心に売上高76億円、前年比29%の増収と健闘した。

「産業機器&システム」は売上高が183億2,300万円(17.0%増)、経常利益が18億100万円(59.4%増)で、増収・増益を達成した。産業装置や新製品の販売が好調だった(表2を参照)。

JUKI、2018年12月期 第2四半期 セグメント別売上高(表2)

JUKI、2018年12月期
第2四半期 セグメント別売上高(表2)

中期経営計画では、「工業用ミシン」の売り上げを2020年までに29%伸ばす計画を立てている。「アパレル ハイエンド(ラインソリューション)」が主力であることに変わりはない。「アパレル ミドル(ラインソリューション)」で、「ハイエンド」へ移行する可能性のある一部顧客を攻略する計画だ。「アパレル ハイエンド」だけで、2020年までに12%の成長を見込んでいる。

財務面の課題は――中期計画でも謳っているが、収益性の改善と自己資本比率の向上だ。自己資本比率は現在28.7%。有利子負債が513億円で、D/Eレシオが1.5倍と高い水準にある。

通期の業績は、売上高1,040億円(0.3%増)、営業利益55億円(32.6%減)、経常利益50億円(36.2%減)の微増収・減益を計画している。

(樋口尚平)

JUKI、2018年12月期 第2四半期 連結決算 縫製・産業機器が堅調で増収、為替の影響もあり減益に

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