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KERING(ケリング)、2018年12月期 第2四半期 連結決算
主力ブランドが健闘し、増収・増益に

《財務分析レポート》

KERING、2018年12月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

KERING、2018年12月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

「グッチ」や「イヴサンローラン」などのラグジュアリーブランを傘下に持つKERING(ケリング)の2018年12月期第2四半期(1-6月)連結決算は、主力ブランドが健闘し、増収・増益を達成した。

「グッチ」「イヴサンローラン」がけん引役

上期に実施した「プーマ」や「ステラ・マッカートニー」等の株式売却により、連結対象企業から外れたため、売り上げや利益の数値が一部、前年同期比と異なっている。参考までに、株式売却前の前期実績を表1に付け加えている(表1を参照)。

売却した企業を除き再集計した第2四半期の実績は、増収・増益となった。連結売上高は64億3,100万ユーロ(約8,295億9,900万円、1ユーロ=129円で換算)、26.8%増と2ケタの増収だった。売上高総利益率(粗利率)は74.3%(1.9ポイント増)と改善した。販管費率も46.7%(2.9ポイント減)と低下した。その結果、営業利益は17億3,200万ユーロ(約2,234億2,800万円、同)、55.6%増と大幅な増益となった。税引前利益は16億3,500万ユーロ(約2,109億1,500万円、同)、62.7%増と増益を達成した(表1を参照)。

グループ企業(ブランド)別の売上高では、主力のGucci(グッチ)が38億5,200万ユーロ(約4,969億800万円、同)、36.0%増と好調に推移した。営業利益(継続事業からの利益)も14億7,000万ユーロ(約1,896億3,000万円、同)、62.1%増と大幅な増益を達成した。「Yves Saint Laurent」(イヴサンローラン)も8億800万ユーロ(約1,042億3,200万円、同)、13.7%増と健闘した。営業利益は1億9,800万ユーロ(約255億4,200万円、同)、21.1%増と増益だった。「Bottega Veneta」(ボッテガヴェネタ)は売上高が5億5,200万ユーロ(約712億800万円、同)で6.5%減、営業利益が1億3,200万ユーロ(約170億2,800万円、同)で10.2%減と苦戦した(表2を参照)。

日本市場は2ケタの増収に

KERING、2018年12月期 第2四半期 グループ企業別売上高(表2)

KERING、2018年12月期
第2四半期 グループ企業別売上高(表2)

地域別では、全地域で2ケタの増収を達成した。売上比率は「Western Europe」(西欧)が32%と最も多い。「North America」(北米)が19%、「Japan」(日本)が9%である。「Asia Pacific」(アジア・太平洋)が33%。日本の売上高は約578億7,900万ユーロ(約746億6,300万円、同)。連結全体の傾向と同じく、「グッチ」「イヴサンローラン」が健闘し、「ボッテガヴェネタ」が苦戦した。

期末の店舗数は、「グッチ」が538店(9増)、「イヴサンローラン」が202店(18増)、「ボッテガヴェネタ」が274店(4増)。日本市場では「グッチ」が79店(2増)、「イヴサンローラン」が31店(1増)、「ボッテガヴェネタ」が59店(増減なし)。

(樋口尚平)

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