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「第8回 タイ国ファッション&テキスタイル製品展示商談会in大阪」
新規含む計54社が出展

展示会レポート

「第8回 タイ国ファッション& テキスタイル製品展示商談会in大阪」

「第8回 タイ国ファッション&
テキスタイル製品展示商談会in大阪」

「第8回 タイ国ファッション&テキスタイル製品展示商談会in大阪」(主催、タイ国政府商務省国際貿易振興局)が7月10-11日の2日間、大阪市内で開催され、新規を含むタイのアパレル関連企業、計54社が出展した。OEMをはじめ、デザインやブランドを手掛ける関連企業の出展が増加した。

デザイン・ブランド強化、日本市場のニーズを意識

今回で8回目を迎えた同展示会は、タイのアパレル関連企業と日本のアパレル関連メーカーのBtoBの商談会で、基本的に年1回開催されている。従来はOEM企業が主体だった出展社だが、今回は日本側からの要望が高まっているデザイン提案、ブランド展開・提案を手掛けるアパレル関連企業が新たに出展した。

「第8回 タイ国ファッション& テキスタイル製品展示商談会in大阪」。 アパレル関連企業54社が出展した

「第8回 タイ国ファッション&
テキスタイル製品展示商談会in大阪」。
アパレル関連企業54社が出展した

タイ国にとって日本は重要なアパレル商材の輸出国の1つ。また、その立地特性を活かし、「アジア地域のアパレルビジネスにおける“ハブ”になることを目指している」(タイ衣料品製造者組合=TGMAプレジデント、ユッタナー・シンサンウィッ氏)。デザインやブランドを手掛ける関連企業の出展が増加したほか、win-winの関係を構築できるような提案──日本の生地をタイ国で縫製し第3国や日本へ輸出するなど──にも力を入れた。

強みはスポーツ関連で、開催中のサッカーワールドカップに出場した代表チームのユニフォームの内、60%がタイ製。ファンの観戦ウエアではその30%を同国内で生産しているという。同展示会に出展する企業においても、スポーツウエアに必要な機能性を提案する事例が増えているようだ。

タイの海外輸出は回復傾向

「アジア地域のアパレルビジネスにおける “ハブ”になることを目指している」と語る TGMAプレジデントのユッタナー・シンサンウィッ氏

「アジア地域のアパレルビジネスにおける
“ハブ”になることを目指している」と語る
TGMAプレジデントのユッタナー・シンサンウィッ氏

2018年度途中のタイ国のアパレル関連商材の輸出量は、約7.5%増加している(1-5月の集計)。内、ガーメントが2.9%増、テキスタイルが12%増である。テキスタイルの大幅な伸びの背景は、アジア圏における取引高が増えているためだ。2018年度(1-12月)通期の輸出見通しは、全体で9%増、ガーメントが4%増、テキスタイルが17%増の見通しだ。日本向けの輸出も増加傾向にある。

タイ国ではアパレル以外のビジネスも成長しているようだ。同国の商務部としては、「アパレル以外の商材(の拡販)にも力を入れている」(タイ王国大阪領事館商務部、サスイウイモン・サットジパノン商務参事官)。

TGMAには現在、おおよそ400社が加盟する。タイ国内において、他国資本の縫製工場が増えている。こうした背景をテコに、今後も日本をはじめとしたアジア諸国を主体に、「アパレル関連商材の輸出拡大に力を入れる」(TGMA、シンサンウィッ氏)。

(樋口尚平)

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