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ロクシタン インターナショナル、2018年3月期 連結決算
主力の日本が苦戦、微減収・減益に

《財務分析レポート》

ロクシタン インターナショナル、 2018年3月期 財務数値一覧(表1)

ロクシタン インターナショナル、
2018年3月期 財務数値一覧(表1)

ロクシタン インターナショナル(L’OCCITANE INTERNATIONAL S.A.)の2018年3月期連結決算は、微減収・減益となった。ChinaやBrazilなどが健闘したが、売上規模の大きい日本市場が苦戦したこともあり、微減収だった。売上高総利益率(粗利率)、販管費率は共に低下。Marketing expenceの比率が13.6%(0.7ポイント増)と増加したこともあり、減益に至った。

ChinaやBrazilが健闘

連結売上高は13億2,300万ユーロ(約1,719億9,000万円、1ユーロ=130円で換算)、0.3%減。粗利率は83.2%(0.1ポイント減)と微減した。営業利益は1億4,000万ユーロ(約182億円、同)、16.7%減の減益。当期純利益は9,600万ユーロ(約124億8,000万円、同)、27.3%減だった(表1を参照)。販管費率は9.3%(0.3ポイント減)と微減したが、「Marketing expenses」の比率が13.6%(0.7ポイント増)と増加した。

ロクシタン インターナショナル、 2018年3月期 地域別売上高(表2)

ロクシタン インターナショナル、
2018年3月期 地域別売上高(表2)

地域別売上高では、主力のJapanが2億1,800万ユーロ(約283億4,000万円、同)、8.3%減と苦戦した。Chinaが1億5,900万ユーロ(約206億7,000万円、同)、14.5%増と2ケタの増収だった。Brazilが6,000万ユーロ(約78億円、同)、6.5%増と健闘した。Franceは1億200万ユーロ(約132億6,000万円、同)、1.7%増と堅調な推移だった。Russiaも5,000万ユーロ(約65億円、同)、3.1%増と堅調だった(表2を参照)。

期末の店舗数は3,285店(248増)、うち直営店舗が1,555店(41増)。地域別の直営店舗数は、Japanが144店(10増)、Chinaが197店(5減)、United Statesが196店(11減)、Franceが82店(2増)、Brazilが166店(43増)。

財務面では、商品回転率が1.5(0.1ポイント減)と微減した。期首に比べ、棚卸資産(在庫)が7.3%増加している。粗利率及び商品回転率の低下により、交差比率も124.8(8.5ポイント減)と減少した。自己資本比率は71.4%で、D/Eレシオは0.094。手元流動性指標も3.8カ月で、財務状態は優良である。

今期は、2ケタ増で成長している成長途上のブランドを強化する。日本では特に「Melvita」ブランドの成長に力を入れる。そのほか、オムニチャネルの推進、地域市場向けのアジアの物流拠点の運営を始める。

(樋口尚平)

ロクシタン インターナショナル、2018年3月期 連結決算 主力の日本が苦戦、微減収・減益に

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