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グンゼ、2018年3月期 連結決算
各セグメントが健闘、増収増益を達成

《財務分析レポート》

グンゼ、2018年3月期 財務諸表(表1)

グンゼ、2018年3月期
財務諸表(表1)

グンゼの2018年3月期連結決算は、各セグメント事業が健闘し、増収・増益を達成した。売上規模では「アパレル」が、利益面では「機能ソリューション」が収益増に貢献した。主力のアパレル事業では、インナービジネスが好調に推移した。

アパレルは“差異化商品”のインナーが健闘

連結売上高は1,405億円(2.9%増)。利益面では、「機能ソリューション」部門が508億円(1.3%増)と健闘した。「アパレル」部門は同740億円(3.3%増)と堅調な推移だった。「ライフクリエイト」部門は161億円(6.3%増)だった。

主力の「アパレル」事業の主な内訳は、インナーが388億円(6%増)、レッグが213億円(0.0%)で、計601億円(4%増)。メンズの「YG」やレディスの「キレイラボ」ブランドなど、無縫製仕様の商材がけん引役になった。

そのほか、ライセンス展開する「アディダスネオ」などのインナー品も健闘した。「ライザップ」とのライセンス品も好調に推移したようだ。

グンゼ、2018年3月期 部門別売上高(表2)

グンゼ、2018年3月期
部門別売上高(表2)

レッグではリニューアルした「サブリナ」が健闘したが、通年物のストッキングやソックスが苦戦した。アパレルの販路政策では、直営と海外を強化する。海外を中心に、Eコマースの比率を高めていく計画だ。アパレル売上高に占めるEC比率は5%である。

通期では、機能ソリューションが売上高530億円、営業利益63億円の計画。アパレルビジネスでは、売上高760億円(2.7%増)、営業利益28億円(6.5%増)を計画している。

アパレルビジネスでは、宮津工場など新たな投資を総計21億円計画している。財務状態が堅調で、借入枠にも余裕がある同社。コマーシャルペーパーも借り増ししていることもあり、再投資の“元手”には余裕がある。

従って、財務状態は安定している。大きな変化はないが、深刻な要素も見当たらない。重厚な資産をいかに効率の良い投資へ回していくかが、当面の注目課題だろう。通期では、売上高1,450億円、経常利益70億円の増収増益を計画している。

(樋口尚平)

グンゼ、2018年3月期 連結決算 各セグメントが健闘、増収増益を達成

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