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主要SPAアパレル6社、2018年度 決算まとめ
インディテックス、ファーストリテイリングが好調
ギャップが復調傾向に

《財務分析レポート》

主要SPAアパレル6社、2018年度最新決算 財務諸表(表1)

主要SPAアパレル6社、2018年度最新決算
財務諸表(表1)

国内外の主要SPAアパレル6社の2018年度の現時点での最新決算結果をまとめた。対象企業はファーストリテイリング(FR)、H&M、インディテックス、ギャップ、Lブランズ、しまむら(順不同)。決算期が異なるほか、本決算および第2四半期が混在しているため純然たる比較はできないが、動向を分析する一助にはなるだろう。

Lブランズ、しまむらは伸び悩み

決算期はそれぞれ、FRが18年8月期第2四半期、H&Mが17年11月期、インディテックス、Lブランズおよびギャップ社が18年1月期、しまむらが18年2月期。FRのみ第2四半期決算を使用した。会計基準が各社異なる点に留意されたい(表1を参照)。

FRの第2四半期は、主力の「ユニクロ」が国内外ともに好調で、増収増益を達成した。売上高は1兆1,867億円、営業利益は1,704億円。「ユニクロ」事業だけで売上規模が1兆円に達している(表2を参照)。

主要SPAアパレル6社、2018年度 部門別・地域別売上高(表2)

主要SPAアパレル6社、2018年度
部門別・地域別売上高(表2)

ギャップ社は北米の店舗整理などの影響で苦戦していたが、18年1月期は増収増益と回復基調にある。連結売上高は、158億5,500万米ドル(約1兆7,757億6,000万円、1ドル=112円で換算)、2.2%増。営業利益は14億7,900万米ドル(約1,656億4,800万円、同)、24.2%増。「Old Navy」が主力になっている。

インディテックスは増収増益で、安定した推移だった。主力の「ZARA」業態がけん引役になった。連結売上高は、253億3,600万ユーロ(約3兆4,203億6,000万円、1ユーロ=135円で換算)、8.7%増。営業利益(EBIT=利払前税引前利益)は、43億1,400万ユーロ(約5,823億9,000万円、同)、7.3%増だった。

H&Mは第4四半期(9-11月)におけるマークダウン比率が前年よりも増加(1.3ポイント増)した影響もあり、減益に至った。連結決算は、2,000億400万スウェーデンクローナ(約2兆6,000億5,200万円、1スウェーデンクローナ=13円で換算)、4.0%増。営業利益は205億6,900万スウェーデンクローナ(約2,673億9,700万円、同)、13.7%減と減益だった。日本ディビジョンは増収を達成した。

Lブランズは、主力ブランドの「ヴィクトリアズ・シークレット」が苦戦したこともあり、微増収・減益と低調だった。連結売上高は、126億3,200万米ドル(約1兆3,768億8,800万円、1米ドル=109円で換算)、0.5%増とほぼ前年並み。営業利益は、17億2,800万米ドル(約1,883億5,200万円、同)、15.2%の減益だった。

しまむらは、国内事業が伸び悩んだこともあり、微減収・減益となった。連結売上高は5,651億円(0.1%減)、営業利益は428億円(12.1%減)。部門別では、主力の婦人服が前年並みだった。主力業態の「しまむら」の回復がカギを握る。

(樋口尚平)

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