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オンワードホールディングス、オンワードパーソナルスタイル
大阪・本町に“オーダースーツ”専門店「KASHIYAMA the Smart Tailor」をオープン

update: 2018/04/25

《企業レポート》

 「KASHIYAMA the Smart Tailor」 大阪本町店

「KASHIYAMA the Smart Tailor」
大阪本町店

オンワードホールディングスのグループ会社で、オーダースーツを主に手掛けるオンワードパーソナルスタイル(東京都中央区=OPS)が4月24日、大阪・本町に新業態の店舗「KASHIYAMA the Smart Tailor」(カシヤマ ザ・スマートテーラー)を出店した。新しい大阪オフィスの1階に位置する。

新しいオーダースーツの提案を強化

オンワードパーソナルスタイルが手掛ける新業態「KASHIYAMA the Smart Tailor」は、昨年10月から、本格的に展開し始めたオーダースーツのショップだ。「Sebiro & co.,」の既存店を順次リニューアルし、現在の新しい提案を発信するショップに衣替えしつつある。

「KASHIYAMA the Smart Taiior」。 リードタイムは1週間。 大連の自社工場を活用する

「KASHIYAMA the Smart Taiior」。
リードタイムは1週間。
大連の自社工場を活用する

昨年度(2018年2月期)から、新しい組織でスタートを切ったオンワードパーソナルスタイル。新しい顧客のオーダースーツのニーズを取り込むべく、昨秋から新業態を通じて、顧客開拓に力を入れてきた。

同店の最大の特徴は、「訪問販売・安定価格」といった従来のオーダースーツで常識だった価値観に加え、「1週間」というリードタイム(納品期間)。中国・大連の自社工場の生産ラインを活用することで、短期の納品体制を実現するに至った。昨年10月から本格展開してきた業態で、今回のリニューアルを機に、女性客を含む新しい顧客層の開拓に力を入れる狙いもある。

同店を展開する目的および強みについて、オンワードパーソナルスタイルの関口猛代表取締役社長は、「スーツを当たり前のファッションアイテムとして着こなしてもらえる“風土”を作りたかった。自身の経験から、きちんと着こなしたスーツスタイルであれば、(ファッションの本場)欧州でも正当に評価してもらえる。そういう価値観を提案したい」と抱負を語る。

同店では、新業態「KASHIYAMA the Smart Tailor」ブランドにおいて、3万円、4万円、5万円の3ラインを主に展開。リードタイムは1週間で、エンドユーザーに納品するという物流体制を整えた。既存のスーツビジネスを展開するメーカーと比べても、最速の部類に入るだろう。

レディス向けのオーダーを初展開

本町店から初めて、 レディススーツの展開を始める

本町店から初めて、
レディススーツの展開を始める

「KASHIYAMA the Smart Tailor」大阪本町店では、初めてレディス向けのオーダースーツを取り扱う。「正式なローンチは今年の夏ごろ」(関口社長)だというが、新しい大阪オフィスの1階と言うこともあり、先行してレディスオーダー品を展開することにした。

生地やパターンなど、メンズの仕様に即した内容で、当面は2週間の納期で対応する。今夏からは、シャツのオーダー対応も視野に入れている。

スーツのオーダーは来店以外に、スマートフォンを通じた発注も可能。既製品とは一線を画した、「DTC」(ディレクト・トゥ・コンシューマー)という新たしい切り口による、エンドユーザーの取り込み策だ。

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