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パレモ・ホールディングス、2018年2月期 連結決算
主力のアパレルが苦戦、利益は確保

《財務分析レポート》

2018年2月期 財務諸表(表1)

2018年2月期
財務諸表(表1)

当期から持株会社体制へ移行したパレモ・ホールディングスの2018年2月期連結決算は、主力のアパレルが苦戦したが、利益は確保した。前年比がないため、単純比較はできないが、減収・増益の傾向だった。

持株会社体制へ移行

2018年2月期 品目別売上高(表2)

2018年2月期
品目別売上高(表2)

純然たる前年比がないため、参考にHD制移行前の前期実績を併載しておく。持株会社体制(ホールディングス=HD制)になった連結売上高は、232億円。前年度「パレモ」の売上高は246億円だった。当期の営業利益は7億4,100万円、前期は6億2,700万円だった(表1を参照)。

主力のアパレルは売上高155億円(5.3%減)と苦戦した。アイテム別ではカットソー、パンツ、セーターが苦戦した。ブラウスの動きが良かった。スカート、ジャケット・コートのアウター類も健闘した。雑貨類は伸び悩んだ(表2を参照)。

期末の店舗数は、アパレルが311店(出17、退25)。雑貨類が144店(出10、退26)。既存店ベースの推移は、売上高が100.0%と前年並み、客数が105.6%、客単価が94.7%だった。財務面では、バランスシートが重い傾向が続いている。有利子負債は減っているが、D/Eレシオは0.6倍とやや高めの水準だ(表1を参照)。

新・中期経営計画を策定、2021年2月期に売上高262億円へ

2018年2月期 新・中計数値目標(表3)

2018年2月期
新・中計数値目標(表3)

2期前の2016年2月期から、収益性を改善する旧中期計画を推し進めてきた。基本戦略は大きく3つ──①店舗基盤を変革し赤字体質から脱却する、②基幹事業=アパレルの体質改善により収益力を回復する、③好調ブランドを拡大し成長基盤を創造する。売上規模は16年2月期の273億円から当期は232億円と減収したが、営業利益は16年2月期の1億3,600万円から18年2月期は7億4,100万円と着実に増えている。

その結果を受けて、新たに今期を初年度する新・中期計画を策定した。最終年度には売上高262億円、営業利益10億円を目指す(表3を参照)。売上高・営業利益ともに増やす計画だ。基本テーマは3つ──①基幹事業の競争力を向上する、②成長エンジンを創出する、③安定成長へ向けて“人財”を育成する。

アパレル事業では、新規ブランドの出店を強化する。「ルディックパーク」「リルデシュシュ」「デイジーメリー」といった2016年から新たに出店し始めたブランドを、21年2月期末には店舗数100店以上、売上高60億円以上に拡大する計画だ。また、雑貨の好調な業態も21年2月期末に70店以上、同40億円以上に拡大させる。

(樋口尚平)

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