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サルバトーレ・フェラガモ社、2017年12月期 連結決算
主力のシューズ類、欧米が苦戦し、減収・減益に

《財務分析レポート》

2017年12月期 財務諸表(表1)

2017年12月期
財務諸表(表1)

Salvatore Ferragamo(サルバトーレ・フェラガモ社)の2017年12月期連結決算は、主力のシューズや革製品、欧米市場が苦戦し、減収・減益となった。店舗の出店経費の増加も影響した。

日本地域も減収に

連結売上高は13億9,300万ユーロ(約1,880億5,500万円、1ユーロ=135円で換算)、3.1%減。売上高総利益率(粗利率)は64.5%(2.6ポイント減)と低下した。販管費率が51.1%(2.1ポイント増)と増加した。

営業利益(EBIT)は1億8,600万ユーロ(約251億1,000万円、同)、28.6%減と減益に至った。税引前利益は1億7,300万ユーロ(約233億5,500万円、同)、29.4%減だった(表1を参照)。

販路別では、「Retail」(小売り)が9億500万ユーロ(約1,221億7,500万円、同)、売上比率65.0%と主力。「Wholesale」(卸)は4億6,500万ユーロ(約627億7,500万円、同)、同33.4%だった。

Salvatore Ferragamo、 2017年12月期 地域別・部門別売上高(表2)

Salvatore Ferragamo、
2017年12月期 地域別・部門別売上高(表2)

地域別では、主力の欧米が苦戦した。「Europe」(欧州)は売上高3億5,100万ユーロ(約473億8,500万円、同)、3.6%減。「North America」(北米)は同3億3,300万ユーロ(約449億5,500万円、同)、4.3%減と減収だった。日本地域は同1億1,900万ユーロ(約160億6,500万円、同)、5.6%減と苦戦傾向だった(表2を参照)。

部門別売上高は、主力の「Footwear」(シューズ)が5億8,900万ユーロ(約795億1,500万円、同)、3.6%減と減収に至った。「Leather goods」(革製品)も5億1,600万ユーロ(約696億6,000万円、同)、2.5%減と苦戦した。「Apparel」(アパレル)も同様に8,900万ユーロ(約120億1,500万円、同)、4.3%減と低調。「Fragrance」(フレグランス類)は1.1%増と堅調に推移した(表2を参照)。

期末の店舗数は685店(2増)。直営店が41店(8増)、卸先などの間接運営店舗が275店(6減)だった。欧州が173店(3増)、米国が106店(3増)と主力である。日本は74店(5減)と減少した。アジア・太平洋は268店と前年と同数だった。

昨年12月の芳しくない売上推移が今年1月も続いた。また、ユーロ高のマイナス要因もあったという。今期も、ブランドを最適化するための投資を継続する方針だ。

 

(樋口尚平)

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