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KERING(ケリング)、2017年12月期 連結決算
主力のラグジュアリーブランドが好調、増収・増益に

《財務分析レポート》

KERING、2017年12月期 財務諸表(表1)

KERING、2017年12月期
財務諸表(表1)

「グッチ」や「ボッテガ・ヴェネタ」「プーマ」など複数のブランドを傘下に持つKering(ケリング)のグループ2017年12月期連結決算は、主力のラグジュアリーブランドが好調に推移し、2ケタの増収・増益を達成した。「Recurring operating income」(営業利益に該当)が過去最高を記録した。「プーマ」などスポーツ&ライフスタイルカテゴリーも2ケタの増収・増益だった。日本地域も2ケタ近い増収で好調に推移した。

営業利益が過去最高を達成

連結売上高は、154億7,700万ユーロ(約2兆893億9,500万円、1ユーロ=135円で換算)、25.0%増で2ケタの増収を達成した。連結売上高が150億ユーロ(2兆円台)に到達した。売上高総利益率(粗利率)は65.5%(2.6ポイント増)と改善したほか、販管費率も低下。その結果、営業利益が29億4,800万ユーロ(約3,979億8,000万円、同)、56.3%増と過去最高を達成した。

税引前利益は、24億6,300万ユーロ(約3,325億500万円、同)、109.1%増で、ほぼ倍増した。当期純利益も18億7,000万ユーロ(約2,524億5,000万円、同)、112.5%増と高い伸び率だった(表1を参照)。

ブランド別では、主力の「Gucci」(グッチ)が売上高62億1,100万ユーロ(約8,384億8,500万円、同)、41.9%増、営業利益も21億2,400万ユーロ(約2,867億4,000万円、同)、69.1%増で増収・増益を達成した。「Yves Saint Laurent」(イヴ・サンローラン)、売上高15億100万ユーロ(約2,026億3,500万円、同)、23.0%増、営業利益3億7,600万ユーロ(約507億6,000万円、同)、40.3%増で増収・増益を達成した。

「Bottega Veneta」(ボッテガ・ヴェネタ)の売上高は11億7,600万ユーロ(約1,587億6,000万円、同)、0.3%増とほぼ前年並み。営業利益は2億9,400万ユーロ(約396億9,000万円、同)、1.0%減と微減益だった。スポーツブランドの「Puma」(プーマ)は売上高41億5,100万ユーロ(約5,603億8,500万円、同)、14.0%増と2ケタの増収を達成した。営業利益は2億4,300万ユーロ(約328億500万円、同)、92.9%増と倍増近い増益を達成した(表2を参照)。

日本地域は増収を達成

KERING、2017年12月期 グループ企業別売上高(表2)

KERING、2017年12月期
グループ企業別売上高(表2)

地域別売上高では、主力の「Western Europe」(西欧)が50億7,700万ユーロ(約6,853億9,500万円、同)、30.7%増とけん引役になった。「North America」(北米)も33億600万ユーロ(約4,463億1,000万円、同)、20.7%増と好調に推移した。

日本地域は、売上高12億9,100万ユーロ(約1,742億8,500万円、同)、5.3%増と増収を達成した。ラグジュアリーブランドで8%増、期末の店舗数は260店(12増)。スポーツ&ライフスタイルで7%増、期末の店舗数は41店(6増)だった。「プーマ」の売上高は約2億9,000万ユーロ(約392億3,600万円、同)。

 

(樋口尚平)

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