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LVMHグループ、2017年12月期 連結決算
ファッション分野が好調、増収・増益を達成

《財務分析レポート》

LVMH、2017年12月期 財務諸表(表1)

LVMH、2017年12月期
財務諸表(表1)

LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループの2017年12月期(2017年度)連結決算は、主力の「Fashion and Leather Goods」が好調に推移したこともあり、2ケタの増収・増益を達成した。地域別では、フランスを除くヨーロッパや日本を除くアジア地域、米国などが健闘した。売上収益および反復的営業利益(Profit from recurring operations)の数値が過去最高を記録した。

過去最高の売上収益に

連結売上収益は426億3,600万ユーロ(約5兆7,132億2,400万円、1ユーロ=134円で換算)で、13.4%増と2ケタの増収だった。反復的営業利益と共に、過去最高を記録した。地域別では、フランスを除くヨーロッパや日本を除くアジア地域が好調に推移した。部門別では、主力の「Fashion and Leather Goods」が収益に大きく貢献したほか、「Wines and Spirits」や「Perfumes and Cosmetics」「Selective Retailing」も堅調な推移だった。全部門で増収・増益を達成している(表2を参照)。

連結営業利益は81億1,300万ユーロ(約1兆871億4,200万円、同)、17.5%増と2ケタの増益だった。税引前利益も79億3,400万ユーロ(約1兆631億5,600万円、同)、22.6%増と高い成長率だった。当期純利益も51億2,900万ユーロ(約6,872億8,600万円、同)、28.8%増と2ケタ増を達成した。

過去3年間は順調に業容を拡大してきている。売上規模も400億ユーロ台に到達した。売上高総利益率(粗利率)は65%前後で高止まりしている。営業利益率は20%に手が届きそうな高水準だ。財務面では、商品回転率が微増した。有利子負債がやや増加し、自己資本比率が低下している。手元修道性資金がやや減少傾向にある(表1を参照)。

主力の「Fashion and Leather Goods」の売上高は、154億7,200万ユーロ(約2兆732億4,800万円、同)、21.1%増で2ケタの増収。「クリスチャン・ディオール」のクチュール、「リモワ」などが好調に推移した。

LVMH、2017年12月期 部門別売上高(表2)

LVMH、2017年12月期
部門別売上高(表2)

地域別の売上高は、日本を除くアジア地域が28%と最も多く、以下、米国が25%、フランスを除くヨーロッパが19%と続く。フランスは10%、日本は7%(約3,999億2,500万円、同)だった。展開店舗数は、フランスを除くヨーロッパが1,156店で最多。日本を除くアジア地域が1,151店と同規模にある。米国は754店、フランスは508店。日本は412店(25増)だった。グループのトータルでは4,374店(426増)。

(樋口尚平)

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