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リーバイ・ストラウス ジャパン、2017年11月期(非連結)本決算
卸やECが健闘し増収を達成
店舗運営費等の増加で減益に

《財務分析レポート》

リーバイ・ストラウス ジャパン 2017年11月期 財務諸表(表1)

リーバイ・ストラウス ジャパン
2017年11月期 財務諸表(表1)

リーバイ・ストラウス ジャパンの2017年11月期決算(非連結)は、卸事業やECの売り上げが健闘し、増収を達成した。利益面では、大阪旗艦店舗など店舗運営費等の増加で減益に至った。部門別売上高は全カテゴリーで増収を達成した。「レディーストップス」が2ケタ増と健闘した。

レディーストップスが健闘

売上高は130億円(5.5%増)と堅調な推移だった。第1四半期(2016年12月-2017年2月)の年末年始商戦において、冬物がやや苦戦したが、その後は卸販売やECの売り上げが堅調で、増収を達成した。

売上高総利益率(粗利率)は45.9%(0.6ポイント減)とやや減少した。大阪・心斎橋の旗艦店舗の出店に伴う経費など、店舗運営に関わるコスト増で販管費率がやや増加した。その結果、営業・経常段階で減益となった。当期純利益は、親会社である「リーバイ・ストラウス・アンド・カンパニー」からの支払いロイヤルティの返還益(5億9,500万円)を特別利益として計上したため、8億円(71.2%増)の増益に至った(表1を参照)。

リーバイ・ストラウス ジャパン 2017年11月期 部門別売上高(表2)

リーバイ・ストラウス ジャパン
2017年11月期 部門別売上高(表2)

部門別の売上高は全カテゴリーで増収を達成した。主力の「メンズボトムス」が84億円(2.9%増)と堅調だったほか、「レディースボトムス」も17億円(5.3%増)と健闘した。中でも、「レディーストップス」が規模は小さいものの5億8,200万円(36.0%増)と大幅な増収となった(表2を参照)。販路別では、リーバイス事業において、「ライトオン」の売上高が37億3,100万円(6.0%増)と堅調な推移だった。

財務面は比較的、安定している。商品回転率は3.0回転(0.3ポイント減)とやや下がった。自己資本回転率の低下は、自己資本の増加に伴う変動だ。流動性指標は安定した推移。有利子負債の計上もなく、当面の深刻な要素は見当たらない。

通期の業績予測は、売上高135億円(3.7%増)。営業・経常利益はそれぞれ2億円の計画だ。これは通期も引き続き店舗の出店を計画しているため、その出店経費や販促費の発生を見越した設定で、低めに見積もっている。

(樋口尚平)

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