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しまむら、2018年2月期 第2四半期
堅調な店頭で増収、経費増で減益に

《財務分析レポート》

しまむら、2018年2月期 第2四半期 財務諸表(表1)

しまむら、2018年2月期
第2四半期 財務諸表(表1)

しまむらの2018年2月期(2017年度)の第2四半期(3-8月)の業績は、堅調な店頭売りが下支えして増収を達成したが、経費増が影響し減益に至った。主力業態の「しまむら」は2,253億円で前年並みの推移だった。「バースディ」業態が249億円、13%増と健闘した。「しまむら」業態の主力・婦人衣料は762億円、0.7%増とほぼ前年並みだった。

利益率が下がるも、依然高い収益性を維持

連結売上高は2,841億円、1.1%増と微増収だった。利益面では前述の通り、経費率の増加で減益となった。しかし、売上高総利益率(粗利率)は33.9%、0.7ポイント増と改善している(表1を参照)。

しまむら、2018年2月期 第2四半期 部門別売上高(表2)

しまむら、2018年2月期
第2四半期 部門別売上高(表2)

主力の「しまむら」業態は2,253億円で前年並みの推移。部門別でも、ほとんど売り上げの上下動がなかった(表2を参照)。全店レベルでは100.0%と前年並みだったが、既存店ベースでは1.5%減とやや苦戦した。下期のスタート──9月度は全店で2.9%減、既存店で4.3%減と出足は鈍い。「しまむら」の期末の国内店舗数は1,378店(出店13、改装40)。買いやすい売り場を目指して、“2016年型レイアウト”を拡大するため、347店でレイアウトの変更を実施した。なお、グループトータルでは2,090店(出店24)。

そのほかの業態では、「バースディ」業態が249億円、13%増と健闘したが、「アベイル」が259億円、0.4%減と微減収だった。「シャンブル」が48億円、1.1%増と堅調な推移。海外店舗の「思夢樂」(台湾)は26億円、12.9%増と健闘した。

財務面は非常に安定している。商品回転率が引き続き8回転台を維持しているほか、粗利率の改善もあり、交差比率がさらに改善した。資本回転率は微減したが、手元流動性資金が相変わらず潤沢で、同比率も3.4カ月と改善している。有利子負債がなくなり、自己資本比率が増加している。財務面での不安材料は見当たらない。

第2四半期および通期の業績予想を下方修正した。上期は3-4月の低気温、8月の台風の影響が売り上げを押し下げる原因になったという。通期は上期の影響を織り込んで、下方修正した。通期の連結売上高は5,930億円(4.9%増)、営業利益が512億円(4.9%増)の計画だ。

(樋口尚平)

しまむら、2018年2月期 第2四半期 堅調な店頭で増収、経費増で減益に

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