リーバイ・ストラウス ジャパン
大阪・心斎橋に、アジア最大級の路面フラッグシップ店舗をオープン
update: 2017/10/06
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社(東京都、パスカル センコフ代表取締役社長 マネージングディレクター、ノースアジア)は10月7日、大阪・心斎橋に、アジア最大級の路面フラッグシップ店舗「リーバイス®ストア 大阪店」をオープンする。フルラインナップの路面直営店で、国内最大の地上2層、113坪のスケール。“女性客”に重点を置いた品揃えが特徴だ。また、国内で初めて、“古着”も取り扱う。
新しい要素を盛り込んだ店内
リーバイ・ストラウス ジャパンは、国内市場ニーズの変化を鑑み、“タウンユース”や“ファッション”のニーズに合致した、ジーンズカジュアルの商材に力を入れている。ファイブポケットの定番──ジーンズパンツを軸にするブランドがファッションシーンへの提案を強めている昨今、“ジーンズ”のルーツを持つ「リーバイス®」ブランドが、基軸のジーンズアイテムをベースにしつつ、ファッションシーン──あるいは日常使いのできる新しい商材の展開に力を入れつつある。
今回の「リーバイス®ストア 大阪店」は、大阪で有数の若者層、女性層への訴求が期待できる“アメリカ村”の一等地という立地。老舗のファッションビル「ビッグステップ」の隣に位置し、トラフィックの多い好立地だ。店舗のコンセプトも、女性を主体とした新しいファッション関連に興味のある顧客を取り込もうという体裁である。
常々、同店のようなグローバル旗艦店を出店できる立地を探しているという同社。今回は新しいブランド観に合致した好立地が見つかったことで、大阪・心斎橋への出店が決定した。
「リーバイス®ストア 大阪店」の大きな特長は、女性客に焦点を当てた点だ。前述のように、同ブランドが展開する商材をフルラインナップする点も大きいが、特にアメリカ村という立地を意識して、女性客向けの商材を手厚く取り揃えた点が特徴である。
市場トレンドの変化を意識して、タウンユースやファッションとしても活用できるデニム関連商材を強化している。その一例が、レディスのロングセラーである「700」「701」品番の展開だ。加えて、トップスが好調の新ライン「リーバイス®LINE8」という、ヤング層へ向けたトータルファッションの商品群も新たに採り入れている。
そのほか、国内で初めて、“古着”の展開もスタートする。すべて米国製で、1980-90年代のビンテージを扱うという。同店は、グローバルで見ても、最新のブランド観を表現した店内だ。アメリカ村という立地特性を最大限活かし、女性や若い層といった新しい客の開拓に力を入れる。
(樋口尚平)