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INDITEX(インディテックス)社、2017年度 第2四半期
実店舗およびEC販売が共に好調、増収増益に

《財務分析レポート》

インディテックス、2018年1月期 第2四半期 財務諸表(表1)

インディテックス、2018年1月期
第2四半期 財務諸表(表1)

「ZARA」(ザラ)や「Bershka」(ベルシュカ)などを展開するINDITEX(インディテックス)社の2018年1月期 第2四半期(2-7月)決算は、実店舗およびEC販売が共に好調で、増収増益を達成した。既存店ベースでも6%増と前年を上回った。業態別では、主力の「Zara」をはじめ軒並み増収を果たした。売上高の増加に反して、利益率は微減した。

連結売上高は1兆5,000億円に

2017年度(2018年1月期)の第2四半期(2-7月)の連結売上高は、116億7,100万ユーロ(約1兆5,172億3,000万円、1ユーロ=130円で換算)、11.5%増と好調な推移だった。前年の第2四半期も同様の伸び率を達成している。既存店ベースでも6%増と堅調な推移だった。既存店の売り上げの増加、ECの拡大、店舗数の増加が貢献した。

営業利益(EBIT)は17億4,400万ユーロ(約2,267億2,000万円、同)、8.6%増と増益を達成した。税引前利益は17億6,300万ユーロ(約2,291億9,000万円、同)、8.3%増と堅調な推移だった。四半期利益は13億6,600万ユーロ(約1,775億8,000万円、同)、8.8%増と健闘した。利払前税引前減価償却前利益(EBITDA)は、22億9,200万ユーロ(約2,979億6,000万円、同)、8.5%増と順調に増加した(表1を参照)。

地域別では、「Europe ex‐Spain」(欧州・元スペイン)地域が引き続き主力で、前年同期と同じく連結売上高の43%を占めた。そのほか、「Asia & RoW」(アジア&その他地域)は25%と横ばい、本国「Spain」(スペイン)は17%(1ポイント増)、「America」(アメリカ)地域は15%(1ポイント増)だった。

EC展開も継続、地域も拡大

インディテックス、2018年1月期 第2四半期 ブランド別売上高(表2)

インディテックス、2018年1月期
第2四半期 ブランド別売上高(表2)

期末の店舗数は7,405店(309増)。オンライン店舗(ECサイト)を展開する国が増加した。「Zara」が2,092店(25増。Zara Kidsは3減)、「Bershka」が1,098店(17増)、「Stradivarius」は1,015店(21増)だった。ECは今年だけでSingaporeやMalaysiaなど東南アジアの4カ国で展開を始めた。

業態別の売上高では、「Zara」が77億3,700万ユーロ(約1兆58億1,000万円、同)、11.2%増と2ケタの伸び。「Bershka」が10億1,600万ユーロ(約1,320億8,000万円、同)、13.8%増。「Stradivarius」は6億6,400万ユーロ(約863億2,000万円、同)、9.4%増だった(表2を参照)。

下期の出足も好調で、8月から9月17日まで約1か月半の途中経過は、12%増(実店舗およびEC。現地通貨ベース)の推移だった。下半期のスタート――8月にベラルーシの首都・ミンスクで、「Zara」「Bershka」「Massimo Dutti」などの展開をスタートした。また10月には、インドで「ZARA」のEC販売を開始する。

財務状態は安定

財務面は非常に安定している。効率性指標では、売上高総利益率(粗利率)が微減している。しかし商品回転率が微増したため、交差比率は改善しているし、依然200台と高い水準にある。資本の回転率は前年並みだった。流動性指標では、有利子負債が減少し、D/Eレシオが改善した。手元流動性比率が3カ月と高い水準で、引き続き手元資金は潤沢だ。

(樋口尚平)

INDITEX(インディテックス)社、2017年度 第2四半期 実店舗およびEC販売が共に好調、増収増益に

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