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L.BRANDS,INC. 2017年1月期 第2四半期
売上不振で、減収減益に

《財務分析レポート》

L BRANDS,INC. 2017年1月期 第2四半期 財務諸表(表1)

L BRANDS,INC. 2017年1月期
第2四半期 財務諸表(表1)

「ヴィクトリアズシークレット」などを展開するL.BRANDS,INC.の 2017年1月期第2四半期(2-7月上半期)決算は、レディスインナーが主体で、主力ブランドの1つ「ヴィクトリアズシークレット」などが苦戦した影響で、減収減益に至った。経費率が増加し、利益率も低下した。

収益性が低下

連結売上高は、51億9,100万米ドル(約5,710億1,000万円、1米ドル=110円で換算)、5.7%減の減収となった。営業利益は、5億1,000万米ドル(約561億円、同)、33.4%減と減益に至った。同様に、税引前利益、四半期利益も減益となった(表1を参照)。

主力ブランドの1つ「ヴィクトリアズシークレット」の営業利益は、3億4,100万米ドル(約375億1,000万円、同)、38.0%減と2ケタの大幅減益となった。ボディーケア用品を扱う「Bath & Body Works」は、同2億5,800万米ドル(約283.億8,000万円、同)、1.0%減と微減益だった。

L BRANDS,INC. 2017年1月期 第2四半期 部門別営業利益(表2)

L BRANDS,INC. 2017年1月期
第2四半期 部門別営業利益(表2)

「ヴィクトリアズシークレット」の店舗売上高は、前年同期比で11%減。「Bath & Body Works」では、4%増だった。期末の総店舗数は3,077店(25増)。「ヴィクトリアズシークレット」は米国内の店舗数が994店(1増)と最も多い。「Bath & Body Works」も同じく、1,596店(13増)と米国内での展開が最多だ。そのほかは、「Bath & Body Works」のカナダの店舗が102店と多い。「ヴィクトリアズシークレット」はChinaへ2店舗を新たに出店している。

財務面では、自己資本がマイナス(債務超過)の状態にあるなど、改善すべき点が多い。しかし、商品回転率は6回転近い水準を維持しているほか、手元流動性資金も1.9カ月と比較的余裕がある。借入金を少なくし、資金力をつけることが、当面の課題だと考えられる。店頭売りが停滞しているため、トップライン及び売上高総利益率(粗利率)を改善することが優先課題だろう。

通期でも、減収基調にあると予測している。「ヴィクトリアズシークレット」のスイムおよびアパレルを含んだ見通しは、前年並みである。

(樋口尚平)

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