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モンクレール、2017年12月期 第2四半期
欧米・アジアが好調、2ケタの増収増益に

《財務分析レポート》

MONCLER、2017年12月期 第2四半期 財務諸表(表1)

MONCLER、2017年12月期
第2四半期 財務諸表(表1)

高級ダウンジャケットを主力にするイタリアのアパレルブランド「MONCLER」(モンクレール)を展開するモンクレール社の2017年12月期第2四半期(上期)決算は、欧米・アジア地域が好調に推移し、2ケタの増収増益を達成した。Italy(イタリア)を除く全地域で2ケタ増を達成した。

前年に引き続き、高い成長率

前年に引き続き、2ケタの増収増益と高い成長率を示した。連結売上高は4億700万ユーロ(約520億9,600万円、1ユーロ=128円で換算)、17.6%増で2ケタの増収だった。営業利益は6,300万ユーロ(約80億6,400万円、同)、18.9%増と順調な推移だった。税引前利益も6,000万ユーロ(約76億8,000万円、同)、22.4%増と好調だった(表1を参照)。

前述の通り、Italyを除く全地域で2ケタ増を達成した。EMEA(欧州地域)の売上高は、1億2,700万ユーロ(約162億5,600万円、同)、20.0%増。日本を含むAsia & Rest of World(アジアその他の地域)も1億5,900万ユーロ(約203億5,200万円、同)、19.0%増と2ケタの増収だった。販路別では、主力のRetail(直営)事業が22.0%増と好調だったほか、Wholesale(卸)ビジネスも堅調な推移だった(表2を参照)。

MONCLER、2017年12月期 第2四半期 地域・販路別売上高(表2)

MONCLER、2017年12月期
第2四半期 地域・販路別売上高(表2)

財務面も改善が見られる。自己資本比率が11.0ポイント増加し、有利子負債(9,000万ユーロ減の1億1,200万ユーロ)が減少したことで、D/Eレシオが大幅に改善した。売上高総利益率が1.7ポイント改善し、販管費率が下がったことで、利益率が上昇した。効率性指標では、商品回転率が0.2ポイント改善した。交差比率も2ケタの増加だった。自己資本回転率が低下したのは、自己資本の増加による影響。

通期でも、成長基調が継続すると予測している。イタリア国内でのプレゼンス(存在感)を高めると共に、“モノブランドショップ”(卸ではショップインショップ)の開発や、デジタルチャネルの強化も視野に入れている。

(樋口尚平)

モンクレール、2017年12月期 第2四半期 欧米・アジアが好調、2ケタの増収増益に

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