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KERING 2017年12月期 第2四半期
各部門でプラス成長、増収増益に

《財務分析レポート》

KERING、2017年12月期 第2四半期 財務諸表(表1)

KERING、2017年12月期
第2四半期 財務諸表(表1)

「グッチ」や「ボッテガ・ヴェネタ」「プーマ」などを傘下に持つKERING(ケリング)の2017年12月期 第2四半期(上半期)決算は、各部門でプラス成長し、増収増益を達成した。日本ディビジョンも増収を達成した。

主力の「グッチ」がけん引役に

主力の「Gucci」や「Puma」がけん引し、増収増益になった。「Yves Saint Laurent」も2ケタ増を達成した。地域別では、主力の「Western Europe」(西欧)がけん引役になったほか、「North America」も好調な推移だった。「Japan」(日本)地域も6.4%増と堅調だった(表2を参照)。

連結売上高は72億9,600万ユーロ(約9,338億8,800万円、1ユーロ=128円で換算)、28.2%増と大きく成長した。利益面では、本業の儲けを示す営業利益が12億3,000万ユーロ(約1,574億4,000万円、同)、69.7%増と増益を達成した。税引前利益も11億1,700万ユーロ(約1,429億7,600万円、同)、79.6%増と健闘した。

売上高総利益率(粗利率)が1.4ポイント増加し、販管費率が2.6ポイント減少したため、交差比率が改善した。商品回転率は微増の2.0回転。資本回転率が改善した。D/Eレシオが改善した自己資本比率も微増した。(表1を参照)。

KERING、2017年12月期 第2四半期 グループ企業別売上高(表2)

KERING、2017年12月期
第2四半期 グループ企業別売上高(表2)

グループ企業(ブランド)別では、主力の「Gucci」(グッチ)が売上高28億3,200万ユーロ(約3,624億9,600万円、同)、43.4%増と健闘した。「Bottega Veneta」(ボッテガ・ヴェネタ)は増収、「Yves Saint Laurent」(イヴサンローラン)は増収を達成した。スポーツ&ライフスタイルカテゴリーでは、PUMA(プーマ)が19億8,100万ユーロ(約2,535億6,800万円、同)、15.7%増と健闘した。

地域別売上高では、西欧が23億4,800万ユーロ(約3,005億4,400万円、同)、33.5%増で、引き続きけん引役になった。「North America」(北米)は15億3,500万ユーロ(約1,964億8,000万円、同)、20.7%増と前年同期比の減収から回復した。新興国マーケットでは「South America」(南米)が増収、「EMEA」(東欧、中東・アフリカ)も2ケタの増収を達成した。

日本の売上高は6億1,800万ユーロ(約791億400万円、同)、6.4%増と好調な推移だった。ブランドでは「イヴサンローラン」や「プーマ」などライフスタイル系が貢献した。期末の店舗数は254店(6増)と増加した。

(樋口尚平)

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