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ペガサスミシン製造、2017年3月期 連結決算
為替の影響受け減収するも、効率アップで増益を達成

《財務分析レポート》

ペガサスミシン製造、2017年3月期 財務諸表(表1)

ペガサスミシン製造、2017年3月期
財務諸表(表1)

ペガサスミシン製造の2017年3月期(2016年度)の連結決算は、円高による為替のマイナス影響を受けて減収するも、操業度の向上などによる効率アップで増益を達成した。現地通貨ベースで、主力の「工業用ミシン」が健闘した。

バングラデシュ・インドなどのアジア地域が健闘

連結売上高における為替のマイナス要因は21億4,100万円。現地通貨ベースでは増収を達成した(表2を参照)。主力の「工業用ミシン」が堅調で、特にバングラデシュやインド、スリランカなどが好調だった。販売台数は10.1%増(計画値14.3%増)と計画値を下回ったが、アジア、欧州などの受注が活発で2ケタ増を達成した。

ペガサスミシン製造、2017年3月期 部門別売上高(表2)

ペガサスミシン製造、2017年3月期
部門別売上高(表2)

原価率の改善や操業の効率が高まったことで、売上高総利益率(粗利率)が3.3ポイント改善。それに伴い、営業利益も2ケタ増と好調な推移だった。販管費率も微増したが、粗利率の増加が上回った形だ。

工業用ミシンは、「中国以外のアジア」地域がけん引役になった。バングラデシュやインド、スリランカなどが伸ばし、全体では100億円(5.6%増)と好調な推移だった(表2を参照)。

財務面は安定している。商品回転率が0.2ポイント減少したものの、資本回転率はほぼ前年並み。自己資本比率が増加し、D/Eレシオが改善した。手元流動性比率が4.5カ月で、資金面が潤沢である。

今期は、「新規顧客の開拓に本腰を入れる」(美馬成望 代表取締役社長執行役員)。当期から、新規開拓のために情報収集を開始。取引先の“間口”を広げるべく、今期から本格的な開拓に取り掛かる。

通期の業績見通しは、連結売上高192億9,000万円、営業利益28億1,000万円。部門別では、「工業用ミシン」が159億3,000万円(2.0%減)、「ダイカスト部品」が33億6,000万円(24.0%増)の計画だ。

(樋口尚平)

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