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オンワードホールディングス、2017年2月期 連結決算
減収するも、構造改革が進み増益に

《財務分析レポート》

オンワードホールディングス、 2017年2月期 財務諸表(表1)

オンワードホールディングス、
2017年2月期 財務諸表(表1)

オンワードホールディングスの2017年2月期(2016年度)連結決算は、店頭売りの苦戦により減収するも、構造改革が進み、増益に至った。売上高総利益率(粗利率)が改善したほか、利益率も改善している。ブランド整理や不採算店舗の撤退などで、資産は目減りした。

主力のアパレル事業は減収減益に

主力のアパレル事業は、売上高2,379億3,300万円(4.2%減)、営業利益54億6,100万円(1.7%減)と減収減益になった。ECサイトとの在庫一元化や販売機会ロスの削減などの施策で一定の成果は得られたが、国内では夏場から秋口にかけての天候不順や、百貨店など主力流通の衣料品の苦戦が影響した。

オンワードホールディングス、 2017年2月期 セグメント別売上高(表2)

オンワードホールディングス、
2017年2月期 セグメント別売上高(表2)

粗利率は0.9ポイント改善し、46.2%になった。販管費率も増加したが、利益は各段階で増益を達成した。商品回転率は0.1ポイント低下したが、交差比率もほぼ前年並みにとどまっている(表1を参照 )。

ブランド整理や不採算店舗の撤退などで総資産が減少した影響により、自己資本比率が増加した。自己資本は微減しているが、有利子負債が約243億円削減されたことで、D/Eレシオが改善した。資本回転率は前年並みだった。流動性指標も全体的に改善傾向にある。

セグメント別では、日本をはじめ全地域で苦戦傾向だった。ブランド整理や不採算店舗の撤退などによる影響が色濃く出た形だ(表2を参照)。

通期の業績は、連結売上高が2,393億円(2.3%減)と減収の見通しだが、利益面では営業利益が57億円(35.6%増)、経常利益が71億円(27.3%増)と回復基調になる計画だ。

(樋口尚平)

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