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ライトオン、2017年8月期 第2四半期決算
店頭売りが苦戦し、減収減益に

《財務分析レポート》

ライトオン、2017年8月期第2四半期 財務諸表(表1)

ライトオン、2017年8月期第2四半期
財務諸表(表1)

ライトオンの2017年8月期第2四半期(上半期)決算は、店頭売りが苦戦し、減収減益になった。前年踏襲型の品添えが増え、売り場の鮮度が低下したことが要因だと分析している。商品別でも軒並み前年同期比を下回った。

在庫消化に力を入れる

売上高は減少したが、売上高総利益率(粗利率)は47.5%(0.7ポイント増)と微増した。しかし、積極的な投資に対して、店頭売りが低迷した影響で販管費率が増加し、減益に至った。四半期純損失は、店舗の撤退損など特別損失の計上でマイナスに転じた。

商品別の売上高では、軒並み苦戦傾向だったが、主力の「ボトムス」の売上減が最も軽微だった。「カットソー・ニット」も苦戦。「シャツ・アウター」というトップス類が2ケタ減と苦戦した(表2を参照)。

ライトオン、2017年8月期第2四半期 商品別売上高(表2)

ライトオン、2017年8月期第2四半期
商品別売上高(表2)

財務面は、前売りの低迷で商品回転率や交差比率が低下したが依然、安定した数値である。自己資本比率も高まっているほか、手元流動性資金も潤沢である。余力あるうちに、効果的な店頭回復策を打ち出すことが重要だと考えられる。

上期の不振を払拭するため、徹底的な在庫の消化に力を入れる。同時に、不採算店舗のスクラップも進める計画で、期中に計50店舗の退店を実施し、経営の効率化を図る。商品の品揃えの精度アップを進め、メーカーとのパートナーシップも強化する方針だ。

上期の既存店ベースの売上高が91.8%と低迷した。前年度は114%と2ケタ増だった反動もあったようだ。客数が92%と減少したが、客単価は99.8%とほぼ前年並みだった。来店客数を回復させることが当面の課題だと考えられる。

通期業績は上期の不振を考慮し、売上高810億円、営業損失20億円、経常損失21億円と下方修正している。

(樋口尚平)

ライトオン、2017年8月期 第2四半期決算 店頭売りが苦戦し、減収減益に

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