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チームキット、2017年秋冬展
再度、“トラッド”テイストを追求

《展示会レポート》

「GRANMA MAMA DAUGHTER」。 原点回帰をテーマに、 古き良き時代のテイストを 現代風にアレンジしている

「GRANMA MAMA DAUGHTER」。
原点回帰をテーマに、
古き良き時代のテイストを
現代風にアレンジしている

カイタックグループの1つで、カジュアルジーンズブランドを展開するチームキット(京都市)の2017年秋冬展示会では、“アイビー”テイストをテーマにした。トレンドの変化を意識しつつ、落ち着いたテイストのブランド観の発信を意識した企画だ。

レディスは“原点回帰”を意識

同社は昨今、百貨店流通などにおいてレディスブランドが好調に推移している。メンズは市況の縮小も影響し、停滞感があるものの、トレンドの1つになりつつある“トラッド”をテーマに、独自の企画・世界観を発信しようとしている。

“アイビー”をテーマにしたメンズの2017年秋冬企画では、主力ブランドの「KATO(カトー)」において、金ボタンの紺色ジャケットや、スタジアムジャンパー、ネルシャツ、ワンポイントのニットなど、アイビースタイルに必要なアイテムを取り揃えた。テーマは“アイビー”だが、落ち着いた色目や、こだわった天然系素材など、同ブランドの基本的な企画は踏襲している。

レディスでは、主力ブランドの「GRANMA MAMA DAUGHTER(グランマ ママ ドーター)」において、“原点回帰”を目指し、「母のクローゼット」をテーマに据えた。“3世代において、着こなせるウエア”が大テーマの同ブランド。メンズのテーマである“アイビー”も意識しつつ、普遍性をも採り入れた、“ノスタルジック”なテイストのウエアが特徴だ。

機能性素材も使用しているが、基本は天然素材の“風合い”を重視している。「GRANMA MAMA DAUGHTER」の別ラインで“礼服”をラインナップした「toro(トロ)」ラインでも、落ち着いた色調が特徴だ。

「KATO」。高機能性を意識したダウンジャケット

「KATO」。高機能性を意識したダウンジャケット

メンズの「KATO」で特徴的なアイテムは、「河田ダウン」を使用したダウンジャケット。ホワイトダックダウンを使用した本格的な仕様で、ダウンの“フィルパワー(FP)”は750FP以上と、本格的なアウトドアブランド並みのスペックである。上代価格は5万6,000円(本体価格)と比較的廉価な設定。機能性を日常のファッションシーンに取り入れた典型例である。

「GRANMA MAMA DAUGHTER」。 定番のプリーツスカート

「GRANMA MAMA DAUGHTER」。
定番のプリーツスカート


定番アイテムでは、軸になっている“ジーンズ”商材は、継続品番が多い。しかし、トレンドを意識して、“ワンウオッシュ”のいわゆる“きれい目”ジーンズも多くなっている。ヤング層を中心に、トラッドテイストへの回帰が見られると分析しており、今回の企画もこうしたトレンドの変化を反映させたものだ。なお、レディスのニットやデニムスカートなど、良き定番品は引き続き企画・提案している。

(樋口尚平)

 

チームキット、2017年秋冬展 再度、“トラッド”テイストを追求

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