ライトオン池袋店リニューアル
デニムアートで世界観のあるジーンズショップへ
update: 2016/09/21
ライトオン池袋店と上野店が9月16日(金)にリニューアルオープンした。店舗デザインを手がけたのは、国内外のホテルや飲食店などのデザインなどを数多く手掛ける、有名デザイン事務所スーパーポテト。
今回のリニューアルは店舗活性化の取り組みの一環として、ポテンシャルの高い店舗から順次、新たなプロトタイプ内装の店舗へとリニューアルをかけており、今回はその第2弾となる。(第1弾は昨年9月にリニューアルをした名古屋mozoワンダーシティ店) 池袋店は周囲に学校が集中していることから、大学生を中心に学生客の利用が多い。また最近はアジア圏からの旅行客が買い物に来ることも増えているという。
リニューアル前は1階はトップス中心、2階でジーンズを展開していたが、今回のリニューアルで1階をジーンズフロア、2階をトップスをメインにレディースアイテムの展開に変更。ジーンカジュアルショップとして、ジーンズを前面に打ち出した店に作り直した。
1階のジーンズフロアは古い建築材や燻した鉄などを柱や什器に使い、重厚感のある雰囲気に。2階は森をイメージしたフロアになっており、1階よりも明るめの木調が印象的なフロアになっている。
外観は大幅な変更はしていないが、今まで道路に面した窓の全面にポスターやポップを貼っていたのを辞め、外から店内が伺えるようになり、店内に入りやすくなるように変えた。
今回のリニューアルのメインになるのは中古ジーンズを使った壁面アート「デニムウォール」だ。池袋店は2階へ上がる階段の踊り場に設置。また、1階奥のNBジーンズコーナーの棚上部にも中古ジーンズをパズルのように詰め込んだデニムアートがある。
このリニューアルで改めてライトオンはジーンズショップであることを、今後はアピールしていく。
(ファッションライター 苫米地香織)