企業レポート
かまだプリント
エンドユーザーへ向けた「プリント」の実演販売を開催
update: 2016/08/22
アパレルを中心にプリントを手がけるかまだプリント(大阪府守口市)が大阪・阪急うめだ本店4階レディス売り場のイベントスペースで、エンドユーザーに向けた転写プリントの実演販売を開催した。23日まで実施されている「MAKE ONLY YOUR...カスタマイズ アトリエ」イベントの一環だ。
“エンボス”加工、転写プリントのオーダー品提供
阪急うめだ本店4階のイベントスペース「コトコトステージ」で、8月10日から23日まで開催されているカスタマイズイベントで、好みのプリントや加工で自分だけの1着を作ることができる。
かまだプリントの実演販売は13・14日、20・21日の週末に合わせて実施された。売り場にプリント加工の機器を持ち込み、購入したTシャツなどウエアにその場で加工を施す。普段、加工する過程を目にする機会がほとんどないエンドユーザーに向けて、プリント加工に関心を持ってもらう狙いもあった。
かまだプリントの久保祐之 代表取締役は、「実演するとお客さんに驚いてもらえる」と手応えを感じているようだ。スペースなどの制約もあり、今回はエンボス加工と転写プリントの2種類のみだが、「まだまだ色々、見せられるものがある。どんどん新しいプリントを出していきたい」(久保氏)と意欲的だ。
エンボス加工は540円、転写プリントは2,160円(いずれも税込み)と手ごろな価格で体験できる。利用客はレディスフロアということもあり女性が中心で、幅広い年齢層から関心を集めているようだ。今後もこうした機会があれば、エンドユーザーに向けたイベント企画に取り組むという。
(樋口尚平)